
『PUEBLO / プエブロ 』
化学薬品を一切使用せず、
植物性タンニンで時間をかけてじっくりと丁寧に鞣しています。
表面の起毛は和紙のような独特の風合いでザラザラした肌触りから、
使用していくにつれ内側からのオイルが馴染み、
3カ月程度で起毛部分が寝て表面はツルツルになり、
その後は美しいツヤ肌になっていきます。経年変化による革を育てる楽しみが味わえる、
高級素材のひとつです。

『MARGOT / マルゴー』
イタリアのトスカーナ州ポンテ・ア・エゴラ地区にあるVirgilio Conceria Artigiana社が製造する、
表面のスクラッチ加工が特徴のショルダー革です。
物性としては、
植物タンニン鞣しで染料仕上げ、
オイルがしっかり入った革なので、
使い込むほどに味わい深い色に変化し、
自然な艶が出て来る、
エイジングを愉しんでいただける革です。

『ALASKA / アラスカ』
イタリアのトスカーナ州サンタ・クローチェ・スッラルノ地区にあるLa Perla Azzurra社が製造する、
ロウ引きした銀面が特徴のアーティスティックなショルダー革です。
また、天然のシボ出し(シュリンク)加工を施しているのとオイルが効いてる分やや柔らかめの質感ではありますが、
裏処理加工の際のプレスで繊維が密になり、
コシ感もある仕上がりとなっています。
革の物性としては、
植物タンニン鞣しで染料仕上げ、
バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、
使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、
経年変化を愉しんでいただける革です。

『minerva box / ミネルバボックス 』
牛脂を含んだオイルを革の内部にまで浸透させて、
留まるまでゆっくりと丁寧に時間をかけて染み込ませることで、
素材を商品化させて使用を終えるまで永久と言えるくらいに潤いとツヤを楽しむことができる究極の革です。
また、
素材自体から発するオイルで、
ケアしながらエイジングもできます。
ワイルドな風合いでありながら、
肌触りが良くてハリがあり、
銀面の透明感と温かみを兼ね備えています。

『Buttero/ブッテーロ 』
「ブッテーロ」は血筋の痕跡や放牧時に付くキズなど革質が自然に表現され、
かつて血が通っていた生き物であることを色濃く感じられるのが特長です。
また、
鞣し時にしっかりと時間をかけて加脂を施すことで深さが増し、
繊維密度が高くコシが強くなり、
革自体に復元力を備えるようになります。
しっかりとした手触りと新鮮なツヤ感が魅力で、
使い込むほどに革本来の味が増す、
育てがいのある素材です。